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ThinkPlus USBトラベルキーボード (31P9514)

トラベルキーボード

通称トラベルキーボードです。31P9514は、テンキーがなくウルトラナビがつくタイプになります。
ThinkPadの下半身のようなデザインですが、キーボードだけなので、軽いです。
接続はUSB、ハブ機能もあり、本体にUSBコネクターが二つあります。

かなり前の話ですが、IBMのスペース・セーバー キーボードIIというキーボードを触らせてもらったことがあり、そのスペース・セーバー キーボードIIのキータッチはなかなか好感触だったと記憶しています。そこでトラベルキーボードにも期待して購入したわけですが、これはちょっと違うな、というのが率直な感想です。

このトラベルキーボードですが、キータッチがあまり良い感じではないという印象を持ちました。
キータッチ等は個人の主観によるところが大きいと思うので、断言は避けておきますが、私の場合はあまり好みのキータッチではありませんでした。トラベルキーボードのキーは、いわゆるデスクトップPC用のキーボードとは違い、ThinkPadのキーボードにそっくりなつくりです。なぜこういう感触になったのか、本体が軽すぎるせいなのか、剛性感が不足しているのか、はっきりとした理由はわかりませんが、どうもしゃきっとしないキータッチです。イメージとしては、A20シリーズやT20シリーズで感じた感覚に近いかもしれません。見た目はT40の下半身風味、キータッチはなぜかT20風味といった感じです。

そういったわけでキータッチは気に入らないのですが、トラベルキーボードにもメリットはあります。
私の場合は、予備の自作デスクトップPCに接続して使っているのですが、慣れているトラックポイントでPCを使える点は大きいです。
ThinkPadのような感覚で自作PCを扱えることや、比較的サイズが小さいため嵩張ることもなく、そういった観点からみれば悪くないキーボードといえます。

トラベルキーボードとはよく名づけられたもので、持ち歩くには良い感じです。かなり軽いですし、付属品として、このキーボードを収納するケースも付いてきます。本体にはThinkPadと同じように、AccessIBMや音量調整のボタン等も付いています。

なんだかんだいいながらも、結構長い期間使っています。
使用頻度はそう多くないのですが、予備PCのためのキーボードとしては、悪くない選択だったかなと思います。