富士通のA5サイズのモバイルノートです。
主要スペックとしては、CPUはモバイルセレロン300MHz、メモリはオンボード32MB＋拡張スロット1つ、液晶は8.4インチSVGA、ビデオチップNeoMagic128XD、重さは1.1kgといったところです。
私は元々ThinkPad535Eを使っていたということもあってか、小型のモバイルノートが好きでして、この6300MC4もジャンク扱いで価格が非常に安かったため、なんとなく購入してしまいました。
実際使ってみると、やはり小さいです。ThinkPad535Eよりもかなり小さく、まずまずの軽さです。
本体にはUSBコネクタが二つとマウスやキーボード用のPS2コネクタ、PCカードスロット等が付いていますが、それら以外の周辺機器を使う時には、ポートリプリケータのようなコネクタボックスなるものを本体後部に接続して使うことになります。
キーボードに関してですが、キータッチは…
なんとも厳しいです。キーピッチが狭く、キータッチも良くないので長時間の入力はストレスがたまってしまうかもしれません。
内蔵ポインティングデバイスは、ThinkPadのトラックポイントを大きくしたようなものがスペースキーの下に付いています。キーボードと違って、こちらは慣れてしまえばなんとかなります。
HDDは標準では4.3GBが入っていますが、交換には本体の分解が必要になります。それほど難しくありませんが、パック式に比べると、ちと面倒ではあります。
メモリーは基本的には160MBが最大容量になります。バッテリーは新品状態では4時間程度動作するようです。
このMCという機種はなかなか完成度が高く、よくできていると感じる点も多々あるのですが、キーボードがなんとも残念です。キーボードが良ければ、かなり良い機種であると思うんですが…