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GeForce9600GSO(EN9600GSO)

自作PC用ビデオカードとして、GeForrce9600GSOを採用した、ASUSのEN9600GSOを購入してみました。

9600GSOというチップは、8800GSというチップのリネーム品とも言われていて、8800GSは8800GTの機能制限版になります。メモリバスが192ビットだったり、ストリーミングプロセッサやROPユニットの数も減らされていたりします。

これまではATIのX800GTOを使っていたのですが、これが古い割になかなか優れたカードで、大きな不満も無かったんですが、そろそろ買い換えたいなあと感じてはいました。そんな時に、地元のショップで特価品を見つけてしまい、予想外の安さに衝動買いしてしまったという次第です。

昔と比べるとゲームもそれほどやらなくなってきたのですが、地味にプレーし続けているThe Elder Scrolls IV Oblivion というRPGがあり、そのOblivionは快適にプレーするために高スペックを要求しているため、より高性能なビデオカードがあったらいいなあと感じていたわけです。

取り付けに関しては特に注意すべき点も無く、せいぜい補助電源が必要なことぐらいでしょうか。
電源の変換コネクタも付属しているので、ビデオカード用電源コネクタが付いていない古いATX電源でも対応できるようです。
カードサイズに関しては、巨大というわけでもないですが、ファンが大きいため、2スロット分のスペースが必要になります。

期待をしていたOblivionに関しては、期待通りに快適な動作になりました。
X800GTOでも高解像度でやらなければ、割とまともにプレーできてはいたのですが、9600GSOでは、X800GTOでは20fps程度の場所でも軽く50fps以上出るようになったりと大きく改善されました。

一応、ベンチマークも試してみました。
CPUはCore2DuoのE4400を2.6GHz動作、メモリはDDR2の2GB、OSはWinXP、ドライバは付属CDのものは使わず、ForceWareの177.92をダウンロードしてインストールしました。
ゆめりあベンチで58633、FFベンチ3で8231といったところです。ベンチマークのスコアは参考程度であまり気にしていませんが、Oblivionの動作が軽くなったのがとても大きいです。

最近まで使用していたX800GTOと比べると、音も意外なほど静かになりました。静音に関してはあまり期待していなかっただけに嬉しい誤算でした。X800GTOも、それ以前に使用していたGeForce6800に比べれば、かなり静かだと感じていたのですが・・・ただし、3Dゲームやベンチマークソフトを起動すると、さすがにファンの音は大きくなってそれなりです。

(2012年追記)

SKYRIMをインストールしたPCに9600GSOを入れてSKYRIMをプレイしてみました。
ドライバは元々他のGeForceのために入っていた最新のものです。
画質はミディアム設定ですが、特に問題なく、重さを感じることもなくプレイできました。
ミディアム設定でも結構きれいです。
うちの9600GSOはVRAMが384MBで、SKYRIMの推奨スペックを下回っていますが、MODを大量に入れるといったことをしなければ問題なさそうです。
9600GSOもかなり古くなりましたが、SKYRIMもプレイできるとは、コストパフォーマンスが素晴らしいですね。

   

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