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ANTEC OneHundred

AntecのPCケースOneHundredに関するメモです。

 

古めの窒息系ケースばかり所有していたが、最近よく見かけるフロントメッシュのいわゆるゲーミングケースに興味が湧いて購入。CoolerMasterやZarumanのものも検討したが、最終的にOneHundredにすることにした。

ANTECのゲーミングケースでも、NineHundredとかThreeHundredなどいろいろあり、OneHundredはエントリーモデル、要するに一番安いモデルになる。ぱっと見はThreeHundredに似ている。

ファンはフロントに二つ、トップファン一つ、リアファン一つ、サイドファンというように付けられるようになっている
トップファンとリアファンはファンコンが標準で装備されていて、それぞれ2段階の風量切り替え。いわゆる後付のファンコンと比べると、ファンコンというより、風量切り替えスイッチという表現のほうが正しい気もする。

手持ちのマザーボードをとっかえひっかえ入れ替えて試してみたが、どのマザーボードでも古い窒息系ケースと比べると劇的に温度が下がった。

特に、GeForce9800GTの温度がかなり下がったのが驚きだった。
古いPCケースでは、アイドル時70度前後、ゲームプレイで90度以上なんていっていた9800GTが、それぞれ15度程度は下がった。うちの9800GTは初期モデルのため、実質的に8800GTとほとんど同じモデル。ちょっとしたことではなかなか温度が下がらなかったが、ケースを変えただけで随分下がったのは驚いた。サイドファンは取り付けていないが、サイドファンを取り付ければもっといけるかもしれない。
CPU温度もかなり下がったので、やはり冷却性能は高い。

静音性については、静音重視のケースと比べると少し大きい気がする。
しかし温度が高くならないので、結果的にケースファンもCPUファンも静かに稼動しているため、予想していたよりも煩くない。 個人的には許容できるレベル。

ちょっと問題なのが、マザーボードによっては、トップファンと干渉しそうなものがあること。手持ちのマザーボードの中では、P5Q-EがCPU電源コネクタを接続した状態で本当にギリギリの状態。むしろこれはP5Q-Eの問題か・・・

購入時には上のクラスのモデルと少し迷ったが、思ったよりもつくりも良く、全体的にはコストパフォーマンスが高いケースと思う。

 

   

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