ThinkPadとPCのページ

N-06A ドコモのミュージックプレーヤー編

 

ソフトバンクのV604SHからドコモのN-06AにMNPしたわけですが、N-06Aにお気に入りの音楽データを入れてみようということになりました。

今まで使っていたV604SHでは、まずCDからお気に入りの曲を選んでそれをPCにmp3形式で保存。そのmp3の音楽データをitunesでAAC形式に変換し、それをV604SHのSDカード(miniSD)の中の所定のフォルダにコピーすれば、V604SHで聴くことができるようになりました。

N-06A(というか、ほとんどのドコモ携帯)では手順が違うらしいということがわかり、ネットで少し下調べしてから作業に臨みました。

N-06Aでは、音楽データをSDカードにコピーしただけでは再生可能とはならないらしい。
PCと携帯を通信用のケーブルでUSB接続し、そこからWMP(Windows Media Player)を使って同期させないといけないらしいとのこと。
ようするにmp3やAACの音楽データをSDカードに普通に突っ込んでも、再生できない。
大雑把にいえば、音楽データが入っているパソコンとN-06AをUSB接続し、ウインドウズメディアプレーヤーを使って転送せよ、ということです。WMPの他にもSD-Jukeboxというソフトを使って転送する方法もあるのですが、いろいろ制限が多い上に有料なので試していません。

まずPCのWMPが10以降のバージョンが必要です。それより古いバージョンだった場合は、マイクロソフトのサイトからダウンロードが必要になります。mp3形式の音楽データはWMPが同期する時に、wma形式に変換してくれます。

またPCと携帯をUSB接続するケーブルも必要になります。百円ショップで買ってきましたが、同じ形状で充電用ケーブルと通信用ケーブルがありました。当然ですが、この場合に必要なのは通信用ケーブルです。

SDカードについては、N-06AではmicroSDになります。
念のため、N-06Aに挿してフォーマット(初期化)したほうが確実でしょう。
フォーマットすると、カードの中のデータは消えてしまうので要注意。
カードの中に保存しておきたいデータが入っている場合は、あらかじめPCにコピーするなどしておく。

必要なものも揃って作業に取り掛かったわけですが、ちょっと問題が発生しました。
N-06Aの外部接続の設定をMTPモードに設定します。メニュー → 設定 → 外部接続 からMTPモードに設定できます。
USB通信ケーブルをつなぎ、さらにPCに繋ぐ。
WMPを起動して同期というタブに切り替える。PCからのN-06Aの認識もうまくいきました。

問題はこの後です。N-06Aではmp3形式のデータは再生できないので、wmaに変換して転送することになります。転送したい曲をドラッグ&ドロップでリストに入れた後、同期するというボタンを押すと、変換0パーセントから進まないのです。しばらく待ってみましたが、変化なし。その状態から先へ進みません。

この段階でいろいろ考えたり試したりしましたが、なかなか原因がわからずちょっと苦労しました。
原因はPCにインストールされていた、ffdshowというソフトの設定のせいでした。ffdshowというのはDirectShowのフィルタで、これをインストールしておくと、非常に多くの形式の動画や音楽ファイルが視聴可能になるという優れものです。しかし今回の場合はこのffdshowのmp3に関するフィルタがWMPと相性が悪いようで、ffdshowのオーディオデコーダーの設定から、mp3のデコーダーがデフォルトではlibmadとなっていたのですが、これを無効にすると0パーセントから進まない問題は解決できました。

0パーセント問題が解決できたら、後は特にトラブルもなく、うまくN-06Aに音楽ファイルを入れることができました。

 

home N-06Aのレビュー

 

カスタム検索