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GA-G31M-S2L

GIGABYTEのマザーボードGA-G31M-S2Lに関するメモです。


INTEL CORE 2 QUAD Q8200

元々はE4400で使っていたGA-G31M-S2Lに、Q8200をのせてみることにした。
GA-G31M-S2LのBIOSは最新のF10fに更新してある。
E4400はFSB300MHzの3GHzで運用していた。

CPUを交換すればマザーボードの設定は自動的に初期化されると思っていたが
CPU倍率以外のE4400の設定が引き継がれたようで、BIOS設定画面にすらたまにしか入れないという
不安定な状態になってしまった。
当初、原因が思いつかなかったため、いったんE4400に戻し、BIOSの設定を初期化して
その後Q8200に戻したところ正常に起動するようになった。


Q8200のオーバークロック

GA-G31M-S2Lというマザーボードは、最初は1333のCPUには対応していなかったように思う。
しかし度重なるBIOSバージョンアップの結果、CPU対応表にも正式にのっている。

デフォルト状態はFSB333の2.33GHzで起動する。
これを最終的にはFSB400の2.8GHzまで試してみた。
メモリの設定に不安があったが、E4400の時には表示されなかった1.6倍という設定が出てきたので
それを選択。
2.8GHzでWindowsXPを起動してみたところ、安定動作。ほとんど問題ない。

唯一の問題はスタンバイ(S3)に入ると、まともに復帰できないということ。
最初は画面が出力されないだけかと思ったが、そうでもなかった。
テレビ録画に使うPCなので、これは致命的。スタンバイ復帰以外はまったく問題なかったのだが・・・

その後、電圧やら何やらいろいろ弄っているうちに、スタンバイ状態に入ることすらできなくなり、
スタンバイしようとすると電源が落ちてしまうようになった。
そこで定格動作の2.33GHzに戻してみたところ、正常にスタンバイに入り、復帰もできる。
FSB400ではスタンバイが使えないため、最終的には2.56GHz(FSB366)で使うことにした。
もう少し上もいけるかもしれないが、未検証。

(追記)
その後細かい設定を変えたりして試したが、FSB384の2.68GHzで常用することにした。
FSB400でもスタンバイ復帰以外は使用できる。

(さらに追記)
他のPCで使っていたメモリを入れていろいろと設定を弄っていたところ、再び起動しなくなった。
というか、起動途中のメモリチェックで固まるようになった。
元のメモリに入れ替えても固まるので、仕方なくCMOSを強制クリアした。
GA-G31M-S2Lでは、ボタン電池の近くにあるジャンパーをドライバーでショート。
これで初期化されて起動できるようになった。

ついでにCPU電圧をちょこっと下げて、1.0685Vとした。

Q8200発熱

いわゆる窒息ケースで使っていることもあり、夏が近づくにつれて、PCケース内の温度が不安な状態に。
いろいろ検証してみた。

・CPUの電圧降下
結構効果があった。最初は1.2Vだったが段階的に下げていき、1.0685Vとした。
OCしているが、電圧を下げても問題なかった。まだ余裕ありそう。

・ケースファン交換
あまり効果なかった。
古いケースでエアーフローがかなり悪いため、あまり意味がなかったようだ。

・5インチベイをひとつ開けてUSB扇風機で送風
結構効果あった。
しかし音が漏れてくるので煩くなる。

・PCケース交換
これが一番効果があった。
窒息ケースから最近よくあるフロントメッシュなケースに変えたらかなり下がった。

 

   

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