ThinkPad 600E

キーボードの評価が高いThinkPadの中でも、最高といわれている600シリーズ。その600シリーズの600Eです。

CPUはPentium2でビデオチップはNeoMagicですから、今となっては厳しいスペックかもしれませんが、キータッチの良さが気に入り、事実上のメインPCとして長く使い続けていました。

この600Eは中古品で手に入れたものです。 600Eを手に入れる前に初代ThinkPad600を使っていて、初代600をとても気に入っていましたが、この600Eを見つけて衝動買いしてしまいました。

 

 

 

 

最初に初代600のキーボードを触った時は、ちょっとやわらかすぎるタッチかなと思ったんですが、使い込んで慣れていくうちにとても使いやすいと感じるようになりました。

そんなキータッチですが、初代600は程度が良かったこともあり本当に素晴らしいキータッチでしたが、この600Eは入手した時点でそれなりにくたびれていたため、そこそこといったところです。

 

 

 

 

 

 

持ち上げて運ぶ時によく感じるのですが、最近のノートPCと比べ、ボディ剛性があるというか、筐体が非常にがっちりと作られていて、高級感があります。パームレストはピーチスキン(ラバー塗装)が施され、こちらも質感は抜群です。

中古やジャンクとして売られているものには、パームレスト部分のピーチスキン塗装が剥がれているものもよく見かけます。特に初代600で多いようです。

 

 

 

 

CPUはFSB66のMMC-2を採用しています。ノートPCの分解に手馴れた人なら交換も可能だと思いますが、MMC-2のCPUを入手するのが難しくなってきています。FSB100のMMC-2(400MHzオーバーのCPU)に交換する場合は、起動時の問題とCPUキャッシュの問題をクリアする必要があります。個人的感想ですが、600EではFSB66のPen2 400MHzまでにしておくほうが無難だと思います。

メモリソケットは2スロットあり、PC66のメモリ対応です。私の600Eは、PC100の128MBメモリを2本挿して、本体の32MBと併せて288MBになってます。

スピーカーはパームレストに左右1つずつ。これがノートPCとしては意外に良い音が出ます。CDやMP3で音楽を聴きながら作業・・・といった使い方をすると少し幸せになれるかもしれません。

   

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