ThinkPadとPCのページ

MNP(ナンバーポータビリティ)体験記

 

少し前に、ソフトバンクからNTTドコモへとMNP(ナンバーポータビリティー)しました。

元々私が使っていた機種は、V604SHというシャープの端末です。このV604SHという機種は、光学ズームを備えていたり、センサがCCDだったりと、カメラの機能が優れている機種でした。お手軽になかなかきれいな写真が撮れる機種として、かなり重宝していました。しかし現在の主流の規格は3Gであり、V604SHは2G(PDC)の機種なのです。2010年の3月をもって2Gの携帯電話は終了しますとアナウンスされていて、もうすぐ使えなくなるという状況だったというわけです。

ソフトバンクの2G携帯が終了するにあたって、ソフトバンクから何回か封筒が送られてきました。2Gが終了するので、3Gの端末に機種変更してほしい、そういった内容の郵便です。V604SHに特に不満もなかった私は、現在の携帯電話業界の流れに疎い状態だったのですが、これをきっかけにいろいろ調べてみました。そこでわかったのは、昔と比べて機種変更にかかる費用がかなり高くなっていること。新規が優遇されているのは昔とさほど変わらないが、機種変更にかかる費用はかなり上がっているようでした。

ソフトバンクからの数回の郵便の中には、指定の機種へ変更なら5000円の商品券プレゼントとか、この12月には指定機種なら無料交換に応じるという条件も提示されていました。商品券の指定機種にはカメラが良さそうな機種もあったのですが、機種代金がかなりの金額で、5000円の商品券くらいではちょっとなあ〜という感じでした。無料交換の指定機種に関しては、カメラ機能が良さそうな機種は見当たらないうえに、故障が多いとネット上で評判になっている機種も含まれていて、ちょっとソフトバンクの対応にも疑問を持つようになってきました。2G携帯の終了は仕方ないにしても、ユーザー側の都合で機種変更するわけではないのですから、もう少し優遇措置をとってくれても良いんじゃないかというのが正直な感想でした。